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「従順さのどこがいけないのか」読了

Published on: 2025/01/25

ちくまプリマー新書から出版されている 『従順さのどこがいけないのか』 を読了しました。 本書は、「従順であること」がどのように社会や個人に影響を与えるのか、また、従順でいることが必ずしも良いわけではないという視点から考察しています。

学び

本書では、ミルグラムの電気ショック実験やナチス政権下での服従行動を例に、従順さがどれほど危険になりうるかを解説しています。これらの事例は既に広く知られたものですが、本書を通して改めて、単なる服従がどれほど大きな間違いを生み出してきたのかを再確認できました。

また、単に「従順であることが悪い」という話ではなく、いかに不服従のマインドを持つべきか、なぜそれが重要なのかについても深く掘り下げられています。特に、「神や善意に服従する姿勢」など、単なる反抗ではない意識の持ち方が示されていた点は参考になりました。

日本社会と従順さ 本書では、日本人が特に「服従しやすい傾向にある」と指摘されています。確かに、日本社会では**「空気を読む」「みんながやっているから従う」**といった文化が根強く、個人の判断よりも集団の意向が優先されがちです。

これを読んでいて、昨今の闇バイト問題や政治不信などが思い起こされました。どこかに「仕方がない」という諦めの気持ちがあり、それが従順さを助長してしまう。社会のルールや組織のあり方に疑問を持つことの重要性を改めて考えさせられました。

まとめ

もともとCOTENラジオでガンジー回を聴いていたのもあり不服従の精神については興味がありました。

身の回りにも、組織に対する批判をしつつも「結局どうしようもない」と諦めている人は少なくありません。そうした「従順さ」を持たず、不服従の精神を忘れずに持ち続けることの大切であると改めて思いました。